カラオケ=キャバクラ?インドネシアのキャバクラカラオケ
インドネシアのカラオケには大きく分けて二つの種類があります。「カラオケクラルガ(ファミリーカラオケ)」と呼ばれる家族や友達と楽しむ一般的なカラオケと、女性が同席するキャバクラシステムと似た「カラオケ」があります。特にブロックMやセブ島など観光地などでは店舗も多く、毎晩多くの男性客が楽しんでいます。
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あまり知られていないインドネシアのカラオケ事情
インドネシアでいう「カラオケ」は、日本のカラオケのシステムが全く異なります。歌を歌う日本のカラオケに、女性がつきキャバクラのような接待型のサービスが付くのがインドネシアのカラオケです。お店によってはホステスを「お持ち帰り」できるシステムがあり、日本のカラオケの意味合いとは異なることが分かります。もちろん自由に歌を歌う一般的なカラオケもあり、インドネシアでは「ファミリーカラオケ」と呼ばれ、「FAMILY KARAOKE(ファミリーカラオケ)」「KARAOKE KELUARGA(カラオケクラルガ)」という文字が店名に入っています。インドネシアではキャバクラ形式のカラオケの方が先にできているため、一般的なファミリータイプのカラオケには「ファミリー」の文字が入ります。
ジャカルタ・ブロックMはカラオケ密集地帯!
ジャカルタではムラワイ通りにあるブロックMにカラオケ店が数多く立ち並んでおり、日本人利用者も多い地域でもあります。このブロックMには、ブロックMプラザやスクエアなどショッピングモールがあり観光客も多く立ち寄るエリア。カラオケ店に入ると、女性がずらりと並び、その中からお気に入りの女性を選びます。システム自体は日本のキャバクラ同様テーブルチャージ、コーリングチャージ、ルームチャージ、ドリンク代など都度料金が発生します。基本的にお触りはOKで、インドネシア人の女性であっても日本語は少しなら喋れますし、日本の歌も歌うことができます。チップの相場は1万ルピア〜2万ルピア(1,000円〜2,000円程度)。カラオケを楽しめたのであれば快く渡してあげるとスマートです。
カラオケでぼったくりされることはある?
キャバクラと似たサービスと聞くと、ぼったくりの心配をされる方も多いでしょう。インドネシアのカラオケではぼったくり被害は少なく、悪質店でなければ心配無用でしょう。カラオケ店に入店する際、お店の料金システムを聞いて把握しておけば、基本的に最初に提示された料金を大きく上回ることはありません。しかし、ある程度インドネシア語でコミュニケーションがとれずにスタッフの説明を聞かないと知らない間にぼったくられるという事もありえるので、あらかじめ料金システムを頭に入れておくことが大切です。