禁断の揚げバナナ!インドネシア・バリ島の定番スイーツ「ピサンゴレン」
インドネシア・バリ島ではピサンゴレンというバナナを揚げたお菓子が食べられています。サクサク食感の衣に、とろとろになったバナナは相性抜群。揚げたてはもちろん冷めても美味しく食べられるので、地元の人々をはじめ外国人観光客にも大人気。「ピサンゴレン」は揚げ物が大好きなインドネシア人に愛されているスイーツなんです。
高カロリーだけど絶対に食べておきたい禁断のバリスイーツ「ピサンゴレン」
「ピサンゴレン」はインドネシアバリ島のどこででも食べることができる定番メニュー。インドネシア語でピサンは「バナナ」、ゴレンは「揚げる」を意味し、ピサンゴレンに使うバナナは熟している食べごろのものではなく、少し硬くて渋みと酸味があるものが使われています。南国バリ島には揚げ物にするバナナ、蒸して食べるバナナ、生で食べると美味しいバナナなど、さまざまな種類のバナナが存在します。それぞれ食べ方に合わせて調理することで美味しく食べることができます。
デンパサールにはバナナだけの市場もあるほど、インドネシアのバナナの消費量は多いのです。ピサンゴレンは朝食やおやつの時間などによく食べられますが、揚げ物でカロリーは高めなので管理が少し大変かもしれません。
ピサンゴレンはどこで食べられる?
一昔前までは日本で揚げバナナに抵抗を感じる人は少なくありませんでしたが、現在は国内でエスニック料理店が多数展開され、このピサンゴレンは若い女性を中心に人気を集めています。ですが、やはり本場インドネシアのピサンゴレンの味は別格。「カキリマ」と呼ばれている移動式の屋台などのローカルな味と雰囲気を味わえるのも醍醐味のひとつです。ピサンゴレンは、バナナのほかに芋やテンペなど、さまざまな揚げ物が売られている「ゴレンガン」という屋台や店舗で食べることができます。レシピを見て家庭でも作ることはできますが、インドネシアへ訪れたらやはり本場の味を一度は味わっていただきたいところ。その極上の味を体感してみてください。