スマトラ州の伝統料理「パダン料理」
インドネシア料理といえばナシゴレン、ミーゴレンなどが代表的ですが、地域ごとに異なる多彩な料理があります。バリ島の西にあるスマトラ島パダン地方で親しまれている伝統料理といえば、「パダン料理」。今回はスマトラ島の名物、パダン料理をご紹介していきたいと思います。
スパイスの効いた料理は食べ応え抜群!
パダン料理は、さまざまな料理をたくさんの小皿に少しずつ乗せて食べるのが特徴。菜、魚、エビ、ヤギ肉、チキン、ビーフなど幅広く、ココナッツや唐辛子などスパイスの効いた辛めの味付けが多いので、白米との相性が抜群です。
パダンレストランへ行くと、席に着くなりたくさんの料理がテーブルへ運ばれてきます。運ばれてきた料理の中から好きなものだけを食べ、食べた分だけ料金を払うシステムになっています。そのため大量にあるからといって、無理に全ての料理を食べる必要はありません。
パダン料理の楽しみ方は無限大!
パダン料理は揚げ物料理が多く、鳥・魚の唐揚げ、豆腐、テンペの唐揚げなど種類豊富。ほかにもインドネシアコロッケのプルクデルや炒め物、カレーなど日本人も気軽に食べられるメニューが揃っています。お気に入りのメニューや食べたことのないメニューにも挑戦できるので、楽しみ方が広がります。
レストランではもちろんフォークやスプーンを用意していますが、本場のパダン料理を食べるときは、手で食べることになります。右手の人差し指と中指、薬指の三本におかずとごはんを一緒に乗せて、親指で押し出すように口に入れます。慣れないうちは大変ですが、お店の人に教えてもらうながら一度挑戦してみてください。
いかがでしたでしょうか?
食べたいおかずを先に選んでごはんと一緒にひとつのお皿で食べることもできますが、パダン料理を食べるときはぜひオリジナルのスタイルを楽しんでみてください。現地だけでなく、ジャカルタをはじめさまざまな都市でもパダンレストランはありますので、ぜひ一度訪れてみてください!
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