幻想的なパワースポット!天空の寺院「ランプヤン寺院」
バリ島東部にあるランプヤン寺院は、アムラプラから北へ約30分、標高1,175mのスラヤ山にあり、中腹から山頂にかけて点在している8つの寺院を指します。今回は、そんなバリ島の6大寺院の一つ「ランプヤン寺院」をご紹介していきたいと思います。
天空を仰ぐ幻想的な寺院
バリヒンドゥーを代表する寺院として、人々の信仰の拠りどころであるランプヤン寺院。代表的な3つの寺院といえば、麓にある「パナタラン・アグン寺院」、中腹にある「ランプヤン・マディヤ寺院」、頂上にある「ランプヤン・ルフール寺院」です。山頂の寺院へ行くには1800段の長い階段を登る必要があり、ランプヤン寺院は1,000mを超える高い標高にあることから「天空の寺院」と呼ばれており、ヒンドゥー教がバリ島に伝来する前に建てられたと言われています。雲が眼下に広がり、聖なるアグン山を目の前に望む景色は圧巻です。天気の良い日には割れ門の奥にアグン山が見え、地上の寺院とはまた違った幻想的な光景に出会えるのが魅力です。
光とエネルギーが溢れるパワースポット
ランプヤン寺院はパワースポットとしても有名で、古くから「浄化の力がある」とされており、来訪者に憑いている邪気を神様が取り除いてくれると信じられているのです。ランプには「光」、ヤンには「ヒンドゥーの神様」という意味があり、このヒンドゥーの神様とは「光とエネルギーの神様」を意味します。光とエネルギーの神様が住むと信じられるランプヤン寺院は、昔からバリの人々に親しまれ愛されてきた寺院です。
ランプヤン寺院へは、ツアーやカーチャーターなど、ガイドと一緒に行くのがおすすめ。南部地区からは約3時間と距離がありますので、混雑を避けるためにもやや早い時間に出発しなくてはなりませんが、素晴らしい場所なのでインドネシアへ訪れた際はチェックしてみてください。